ドラマーがこれをみてテンション上がらなきゃウソだろ、というような名動画。デイヴヴェックルと、ヴィニーカリウタと、スティーヴガッドの壮絶ドラムソロ回し。ハッキリ言ってこの画質と音質の悪さでは何をやってるのかよく判らないんだけど、色々参考になるところがあるし、やっぱりそれぞれ味があって面白い。例えば、小節感を崩して、どこで解決させて安定感を出すか、という目線で見ると、ガッドはあまり崩さずすぐに解決させて、どんな人でも乗りやすいリズム構成をしている。ヴェックルはよくシンコペーションを使うんだけど、その後に必ず解決するのでわかり易い。ヴィニーは、序盤は小節ごとに雰囲気を変えて行く構成なんだけど、終盤は本当にスリップしまくりなので小節感がなくなる。ちなみに、ヴィニーは、僕が好きになるスタイルを確立する前なのかもしれない。ここから、あのさりげなくとんでもないフレージングを生み出すドラマーになって行くのか。
最近、自分のバンドでもドラムフューチャーが多くなってきたので、とても参考になる。最近良く思うんだけど、ドラムソロをカッコ良く聴かせるには、いかに足を上手く強く正確に入れれるかが大事だ。フットワークをもっと向上させよう。