ポリリズム的ドラミング

終わった!本日四限目の木材加工学を以てテスト終了です。思えば長い闘いの日々でしたが思い出すと極めて不快な気分になるので思い出しません。まあなんとか目標単位数はクリア出来たような気がします。多分。ああ、やっとドラム叩ける。テスト勉強中の僕の部屋からはドラムを叩けないストレスの現れからか、机を叩く音や床を蹴る音が絶え間無く鳴り響いたことでしょう。さあカン取り戻すぜぃ。
今日のドラムレッスンでは、ロックバラードでよく用いられる三連系のスローテンポの曲のフィルインの組み立てをあれこれ。足を絡めたポリリズム的フレーズを要求されて。足が思い通りに動いてくれなくて四苦八苦。ところでポリリズムとは。
まあドラマーなら大体知ってるんで、僕如きが解説するのも差し出がましいんですが、簡単に言うと違ったリズムを詰め込むことです。本義で言えば、例えば手で三連キープしながら足で8分を踏むだとか、突如5連符フレーズを入れるだとかそういうのなんですが、最近流行っているのは細かい音符の変則的な規則的分割。4分の4とかならば1小節間に16分音符が16個あるわけですが、これを偶数で割ってしまってはあまり変則的な効果を生み出すことは出来ません。
例として16=5×2+3×2と割るとするならば、最も簡単なフレーズとしてはこういうのが考えられます。ハイハットとスネアとバスドラを絡めるとこういうのが出来ます。パッと聴くとなかなか変則的に聞こえるのではないのでしょうか。
さて、では三連系では細かい音符としてはまず6連符が考えられ、これは一小節に24個あるわけで、これも色々な割り方が考えられます。ここで気をつけなければならないのが、奇数を入れたいからといって3の倍数を入れてしまえばあまり変則的に聞こえないという点。そこでまず簡単に行こうと思えば24=(2×3)×2+(3×2)×2という割り方。まあこれはキレイに2拍ずつで割れているんで、めちゃくちゃ変則的とは言えませんが、それでも足を絡めるのはなかなか難しいので今日はまずこれを練習をしていました。こんな感じになります。あんま変則的じゃありません。そこでタムを入れてやるとこんな感じになります。さらに手を加えて24=(2×2)×3+(3×2)×2としてやればより面白いこんなフレーズが出来ます。さらにハイハットやシンバルを加えていくともっと味わい深いフレーズができるんですが、midiの音が悪くて興ざめしたのと、今日の練習ではそこまで行かなかったのでやめときます。
もっとちゃんと書きたかったんですが、テストが終わった安堵感をもっと味わいたくてウズウズしているので、また機会があれば書きたいと思います。というかドラムフレージングとかについて今まで得た知識とか考えたこととかをどっかにまとめてみても面白いかも。機会があれば。
先生とこの前のライブの話してたんですが、「全部アドリブ」と仰ってました。へへー。