祝・卒業。

バンド練習で軽く合わせてきたあと、ルネに寄る。今日で家庭教師するのは最後となるY君へのプレゼントの本を選ぶ。色々迷ったが、読みやすさを考えてジュニア新書にすることにした。
その最後の授業では、勉強そっちのけでずっと喋りまくり。僕が思っていた以上にY君は社会学に興味を持っていたようだったので、僕の少ない知識を振り絞って社会学の触りを話していたら、益々興味を持ったようだ。教え子から社会学者とかが出てきたらめちゃ楽しいだろうなあ。コッソリ期待しとこう。あと、なんかウチの大学の空気がすごく気に入っているようで、是非入りたいとまで言っていた。これまた楽しみが増えた。2年かかるか3年かかるかしらんが、実現したらルネでパフェでも奢ってやろう。でも、僕の生き方とか考え方に影響を受けてくれるのは嬉しいけど、僕の真似をする人間にだけはなって欲しくないなあ。出来れば大学入ったときにでも、今日僕が色々言った事に対して、彼自身を反証とした反論をぶつけてくれるような人間になって欲しい。こっちも正々堂々と議論に応じまっせ。
さて、これで家庭教師の受け持ちは2件となり、しばらく休んで今度は飲食店のバイトでも始めるか、と思っていたら彼のお母さんが「実はこの子の従兄弟を受け持って欲しい」と。
え?
また都教委が起立に反対した教師を処分したらしいが、真の愛国者なら愛国心を姑息に利用しようとする統治権力をこそ駆逐すべし。と、たまには噴き上がってみる。