引き篭もりですよ。

今日は家に篭もる。昨日レンタルしてきた映画を2本見て、漫画読んで、ゲームして。こんなにダラダラするの、本当に久しぶりだな。
ところでウチでは、基本的に休みの日の朝飯と昼飯は自分で作らなければいけない。それでせっかく自分で作るんだからということで、母親の料理とは違う系統の、それも残り物で作るためにアドリブだらけの料理を作ることが多い。
で、今日はパスタを作ったんだけど、久しぶりの大ヒットだった。名前は「チンゲン菜とジャガイモの和風パスタ」とでもしておこう。細かいレシピは覚えていないが、以下の様な感じだったような気がする。まずジャガイモを断面1cm×1cmくらいの細切りにしてオリーブ油でにんにくと一緒に軽く炒めたあと、醤油を入れて少し醤油を焦がして香りを出す。次にチンゲン菜となめ茸を入れて少し炒め、パスタの茹で汁と和風ダシの素と酒と醤油と唐辛子を入れてソースを完成させる。そこに茹でたパスタを放り込んでソースとよく絡めたあと火を止めて、母親特製梅干についている赤しそを少し入れて混ぜ、最後に鰹節を散らして完成。ジャガイモにカリカリ感を残すために最初火をあまり通し過ぎないところがポイント。醤油の香ばしい香りが食欲をそそる。
美味いもん食えば幸福感がやってくる。
選挙に関する報道はもはや郵政民営化一色で、造反組vs小泉組という図式がかなり鮮明に打ち出されている。確かにすごく分かりやすい対立軸だからプロレスみたいで面白いんだろうけど、個々の選挙区はともかくとしてもはや大きな意味でのこの戦いの勝敗は明らかだと思う。旧来の再分配方式を保持し続ける、いわゆる「自民党」には、もはや国民的な支持は有り得ないだろう。中には利権からでなく内発の公共心から反対する議員もいたんだろうけど、国民の目にはその違いは映っていない。
大勢を見る立場に立てば、何よりも気になるのは民主党の動きだ。解散が決まってから今日まで、政局は完全に自民中心になって、民主党には「出遅れた感」が漂う。社会主義的再配分を志向する造反組と、小さな政府・規制緩和(撤廃)を目指す小泉という対立の中で、民主の立場は依然として多くの人間にとっては分かりにくく映っているはずだ。特に昨今の日本のメディアは意味もなく「小さな政府=善」とする価値観に支配されているので、その下では民主党の立場はどちらかと言えば嫌われる立場になる危険もある。各世論調査でも、小泉内閣に対する支持率が高くなっている。ポピュリストたる小泉首相の手腕(正確には飯島秘書官らの手腕)がいかんなく発揮されていると言って良いだろう。
民主党は、少し出遅れたのも自覚した上で、今おそらくかなり知恵を絞って選挙戦の戦略を練っていると思う。民主党にとって好材料なのは、多くの国民が社会保障を選挙の重要な争点として捉えているところだろう。少なくともここでは小泉自民党との違いは大きいので、熟考すればきっと良いキャッチフレーズなりマニフェストなりが打ち出せるはずだ。メディアの現状を嘆くのではなくて、腹で嘲笑しながらこれを利用するくらいの気概が欲しい。
選挙戦は長期戦。さてさてどんな結果になるのやら。