幸せすぎだ。

フォーク居酒屋「桜島」での破裂団アコースティック版ライブ第二回。元教え子のR君やその友達も来て、そのお陰で前回よりもちょいと緊張したもののなんとか乗り切る。でも練習不足が祟って声が全然出なかった。イカン。
相変わらず、初めて見た人にとってはパンデイロちゅう楽器はかなり興味の対象になるらしい。ライブ後お客さんたちと打ち上げしている時、大勢がパンデイロについて質問してきてくれた。そらまああんな小さなタイコ、それも見た目はどう見たってタンバリンな楽器から、あんな「ズン」て重低音が出るてのにはビックリするのも無理はないと思うけど。特にR君がしきりにパンデイロを触っていた。こいつパンデイロ奏者にしたろか。
さて、続いては7月7日のLINEでのライブ@寝屋川ヴィンテージが目前にヒタヒタと。本業なので本気モード全開だ。もともと5月くらいにやろうと言ってたのが延びて延びてこの日になったわけで、ドラムパートの練り具合はかつて無いほどのもの。自分の中では16分音符一つたりともスキがない仕上げだ。パンデイロは楽器の特殊性だけでかなり観客の目を惹くことが出来るけど、ドラムはそうはいかないし。そういくつもりもないし。そうしないし。
なんだか信じられないくらいに幸せなんだけど、こんな楽しいことばっかりでいいのだろうか?そろそろ深酒した運転手の暴走自動車に真後ろから轢かれるかもしれないと思ってビクビク。
ところで朝、とある事情で自分の昔の写真を全部ひっくり返して眺めていたら、いつの間にか物凄い時間が経っていた。物心の全く付いてない頃の自分を見ても「俺こんな顔してたんか」くらいにしか思わんけど、幼稚園とか小学校低学年の頃の自分って、見てると不思議な感覚を覚える。明らかに俺なんだけどなんか俺じゃないみたいな。そしてそいつが今の俺と向き合ってる。言語化された思いとかは全く抱かずに眺めていて、でも何か会話してる気分になる。相手についての質問を持てるのは基本的には過去の自分のハズなんだけど、でも語りかけるのが可能なのは現在の自分からだけ。じゃあ何を話してるんだろネ?未来の自分について色々と思いを巡らしていた(と記憶されている)過去の自分に対して報告でもしてるんだろうか。よくわからん。
どうでもいいけど、写真って幸せばっかり切り取ってるよね。ほとんど。昔の自分は、自分が思っていた以上に幸せそうでした。うん。