決意。

よくよく考えてみればこの日記、最近は「ドラム」関連でもなければ「日」記にもなっていない。こんな体たらくぶりを垂れ流すままでは僕自身の人格をも疑われる事態に発展しかねないので、ドラムとは関係なくても出来る限り毎日に近い頻度で書き込みをするということで「ドラム日記」としてのlegitimacyを調達したいと思います。(半分だけやん。)
さて今日の登校時、電車の中で本読みながら勉強していたら、遠足と思しき小学生達の大集団が乱入。当然車内は大騒乱状態となり、先生と思われる女性が注意しても一向に止む気配なし。もちろん諫山の周りでも、電車の走行音を完全に打ち消すほどの大声量で彼らが騒ぎまくっていたのですが、んなこと気にしてたらはじめっから電車の中で勉強など出来るわけがありません。隣のバカの耳から漏れて聞こえる音楽のほうが何百倍も耳障りてなもんです。そんなわけで諫山としては何の支障もなく勉強に没頭していたのですが、その真剣な眼差しが、「何も聞こえない」と僕が敢えて自分に言い聞かせているんだとでも勘違いさせてしまったのか、先ほど全く指導力を発揮することが出来なかった先生が「隣の人が勉強してるから静かに!しー!」と頑張って生徒に呼びかけているのです。ハッ、んなことこのガキ達が聞くわけないだろとタカをくくってたらまるで湖面に石を落としたかのように一瞬にして静寂の波が車内に広がったのです。小学生が何十人も一箇所に集められているのに誰も喋っていないというこの不自然さ。他人の迷惑に配慮し得る彼らの倫理感の素晴らしさに若干の感動を覚えたものの。
んな状態で勉強なんかできるか。
長崎の女児殺害事件に関して、情報交換ツールの発達によるコミュニケーション能力の低下という理屈をつけてその対象を子供達一般に還元することで、宮台真治風に言えば「立場可換な想像力」を民衆に喚起させようとしている(としてしか僕には理解できない)人たちが、それのもたらす「若者全体を社会的他者へと追いやり、敵愾心をあおる」というデメリットに気付いていない(あるいは気付いていたとしてもこれを過小評価している)ことに怒りめいたものを感じても、
まるでアリの巣を穿ってるかのように後から後から沸いて出てくる三菱の欠陥隠しに関して、もはや救いようが無いとは言え一つの大企業が崩壊していく様に一抹の寂しさを感じつつも先のタイヤ脱落事故で亡くなった方々とその遺族の心情を思うと胸が張り裂けんばかりの痛みを覚えざるを得なくても、
僕はレポートを書かなければなりません。