政変を起こそう。

今日の記者クラブでの党首討論。これまで数々の名ワンフレーズを作り出し、鮮やかで誰にでも見破れるほどキレイな肩透かしによって論点をすり替えて逃げるという手法を何度も繰り返し、そして危うくなった時には最後の手段として全く意味不明な言葉を発して周囲を白けさせるという斬新な手法で追求を逃れてきた我らが首相。それでもなんとか言葉の歯切れの良さから衆愚的人気を維持し、それと公明党の強力な集票力とを最大限利用することによりここまで永らえてきたわけですが。ついに最後のネジが飛んだようです。もはや言ってることが全く支離滅裂状態。論拠なき意味不明な答弁を繰り返す彼。選挙前ということを意識しすぎているのか、ゆるぎなき姿勢を、文字通り身体の姿勢だけでしかアピールできておりません。
しかしながら彼がこんな愚行を繰り返してなおこのような代理人としての最高の地位にいれるのは、政治の究極の本人たる国民の責任。年金法案強行採決、国会審議なき多国籍軍参加、そしてこれらを目くらましとしてこっそり公益通報者保護法や改正著作権法などの法理を歪曲した法案を通すというという愚劣極まりないやり方は、それでもなおかつ選挙で勝利を収めることができるという目算あってのもの。投票率上げよう。