樹木細胞観察。

これからしばらく書くネタが特に無い時は、僕の受けている講義や実習なんかの紹介をして見せかけだけでも日記の量を多くしたいと思います。
さて金曜午後は「樹木の超微形態観察及び観察法」という実習。要するに樹木の細胞を光学顕微鏡、電子顕微鏡および偏光顕微鏡でのぞいて色々勉強しちゃおう、そしてついでにプレパラート作りのスキルを上げたり偏光顕微鏡の原理も学んじゃおうという実習です。ここは教授を筆頭にして皆さん穏やかな人ばかりなので実習も和気藹々としながら楽しい雰囲気。
そんな中今日は細胞壁中に含まれる成分を化学的に分析する手法としてよく用いられる3つの方法を用いて、「あて材」という部分の細胞壁が正常材の細胞壁と比べてどういった違いがあるのか、また晩材部と早材部で細胞壁成分にどういった違いがあるのか、という観察を行いました。各用語説明は下に。
今日の実習ではその違いを実際に見て取ることが出来たので非常に有意義でした。でも顕微鏡ばっか見てて、しかも結構真剣にスケッチしたから疲れた。でも木を触っていられるのは幸せ。