イタリアン。

金曜日に注文した薬品が今日届かなかったらほとんどやることがない。
昼は久しぶりに会った友達と飯を食いに行く。路地裏みたいなとこにあるイタリア料理店。前菜が美味かったなあ。
飯を食っている間、その友達には環境活動についていろいろと意見をもらって話し合った。環境に特に興味のない人から「偽善者ぽい」とか「自己満足じゃん」とか「押し付けがましい」とか思われる活動てのはやっぱりいろんな意味で三流だ。「環境問題を改善する」という目的を掲げている以上は自分の活動の機能性を常に省みなきゃいけない。ましてや「環境を配慮しないヤツなんか地球に住む資格はない」とか素で言ってるヤツこそ、機能を追及する環境活動には邪魔な存在でしかない。
もちろん環境活動なんか究極的には自己満足だし、多少なりとも押し付けを要するものだ。でもそういう一般的に忌避される性質を顕わにした活動は、先に挙げた目標とは違う次元の、自分の活動のみを以ってして完結するという意味で自己満足だ。社会的な動きの結果で環境問題を改善させるというところで自己満足する僕らとは立場があまりにも違う。立場も違う、やり方も違う、その一方で「環境保護活動=ウザイ」というイメージを植え付ける。まさしくウザイとしか言いようがない。
結局、薬品は届かなかった。空いた時間を利用して、マニフェストを読んだ。念入りに読んだのは環境やエネルギーのところだけだったけど、前回の参院選の時と同じ印象を持った。「果たしてこれら全てを『マニフェスト』とひとくくりにしていいのか」という程、政党ごとの違いが大きすぎる。自民と社民はほとんどの分野において「頑張ります」以上のことは言っていない。民主はけっこう数値目標を出している。公明はその中間くらい。共産は「べきだ」「必要だ」という「意見」ばっかりで、公約と呼べるものはめちゃくちゃ薄っぺらい。環境については下記。seironでもちゃんと書くけど。
自民のマニフェスト、表紙をめくった2枚目に「小さな政府」って3回も書いている。こんなにはっきり「小さな政府」て言ったのって、初めてかもしれない。でもね、本当の「小さな政府」なら減税方向のはずですよ?