パンデイロ。

最近、パンデイロという楽器に凝っている。凝っているといっても実物を手に入れてから一週間も経ってないんだけど、なんつうか非常にアナログな楽器なので研究のしがいがある。
パンデイロというのはブラジルの楽器で、外見はタンバリンそっくり。タンバリンと違うのは、周りについているベル(ジングル)の形状。タンバリンと違って、2枚のベルが向かい合ってついている。要はハイハットと同じ形をしている。だから、振ったときの音がタンバリンと大きく違う。タンバリンは「シャラシャラシャラシャラ」って感じだけど、パンデイロは「チャチャチャチャ」って感じ。
五月末に破裂団ボーカルのY君が近所のフォーク居酒屋でアコースティックライブをやることになっていて、当初はソロの予定だったんだけど、この楽器の存在を知ってから是非僕もリズム隊として出演しようじゃないかという運びになったワケだ。
パンデイロがスゴくて面白いのは、叩き方を変えることで音程や音色を色々変えることができるところ。これ一つでドラムセットのような音が出せるのだ。それに加えて、様々なミュートを施したりチューニングを変えたりすることで音が劇的に変わっていく。パンデイロのミュートについてもいまものすごい勢いで研究している。
なんせまだ始めて一週間も経ってないからまだまだ下手糞なんだけど、基本の8ビートだけはそれなりに叩けるようになったので是非聴いてみてください。これが一つの楽器から出る音ですよ。バスドラに対応する音をもうちょっとミュート効かせたいところ。あとスネアに対応するところの音量をもうちょっと大きいレベルで安定させたいところ。まあ、こっちは練習するしかないけど。
pandeiro.wma
僕が使ってるのはナイロンのヘッド。実はヤギ皮のヘッドが欲しかったのだけど、値段やらなんやらの兼ね合いでこっちにした。でもヤギ皮の方がもっと低い音が出せるんだよなあ。いつか買おう。