数少なき手持ちの駒。

最近、パンデイロをほとんどずっと持ち歩いていて、色んな人の前で叩いてそのリアクションを見るのを楽しんでいる。皆、こんな見た目タンバリンな楽器からドラムセットのような音が出ることにかなりビックリしてくれる。
さて、パンデイロを手に入れて約10日経ったわけだけど、パンデイロへの愛は依然として単調増加し続けている。なにせ今月28日にいきなりパンデイロを使ってライブをやるわけだから、ちゃんと僕の意思がパンデイロに通じるくらいになっていないといけない。
でも、テクの足りなさはいかんせんどうしようもない。今僕がパンデイロを使って出せる音色は極めて少ない。
1.親指の腹でリムを叩くバスドラ代替音
2.親指の第一関節辺りで中心付近を叩くスネア代替音(弱め)
3.手の平で中心付近を叩くスネア代替音(強め)
4.人差し指や中指の先でリムを叩くハイハット代替音
5.手首でリムを叩くハイハット代替音
6.1を叩くときに左手でヘッドをミュートした音
7.2を叩く時に左手でヘッドをミュートした音
8.3を叩く時に左手でヘッドをミュートした音
ざっと数えると以上である。しかもこれらをまだ8分のタイミングでしか叩けない。これでライブをやろうというのだから、我ながらなかなかの怖いもの知らずだ。しかも唄いながら。
まあ、これだとあまりにも寂しいので、4と5を16分のタイミングで連続して入れられるように練習しているところだ。これをフィルに組み込めばかなり表現の幅が広がる。あと、是非とも中指と人差し指を使ってバスドラ代替音を出す奏法をマスターしたい。これは1の音と音量を揃えようとすると相当難しいらしい。師匠もまだ完全には揃わないと仰っていた。
ライブまでもう17日しかない。頑張ろう。