Live at the Grand Olympic Auditoriumアーティスト: Rage Against the Machine出版社/メーカー: Sony発売日: 2003/11/25メディア: CD クリック: 12回この商品を含むブログ (36件) を見る

rege〜のヴォーカルのザックは僕が世界で最も好きなヴォーカリストの二人のうちの一人。もう一人はB'zの稲葉氏だが、この二人は特に共通点があるわけではない。強いてあげれば両方のバンドともライブパフォーマンスに定評があるくらいである。僕からすれば全く別タイプのヴォーカル。
稲葉氏の声はひたすらにカッコよく、聴き惚れる、聴いていてゾクッとくる、
絶対無理だけど真似したいなあ、という感じ。それに対してザックのヴォーカルは、熱くて圧倒的でたまに聴いていて泣きそうになる。普通のCDでも胸が熱くなるくらいなのに、今回みたいなライブ版なんか聴いた日にはとてもじゃないが静止したまま聴くことなど出来るわけがない。バラードじゃなくても涙を誘う、というのがあるんだと教えてくれたのも彼だった。彼がひたすらに訴え続ける政治的メッセージに対しては俺にももちろん異論は多々あるもののとにかく声に内包されたエネルギーが余りにも大きくて、それをこのままくらい続けたらおかしくなってしまうかもしれないと不安になってしまう程。
僕がrageと出会ったのはアルバム「rage againt the machine」を聴いたときで、そのときの衝撃度の大きさはこれまでとこれからの音楽人生全てにおいて五本の指に入ること間違いなしといった印象だった。とはいうものの、始めはその衝撃は彼らの繰り出す変態的リズム構成から来るもので、ザックに対しても「熱いなーこのヴォーカル。」としか思っていなかった。ところが回を重ねて聴いているうちに、違うコレはこのヴォーカルから繰り出されるエネルギーにヤられているんだと感じるようになって、それからというもの限界まで音量をあげて彼のメッセージを幾度と無く受け止めようと・・・

<長すぎるので中略>

というわけで、レイジ万歳!!AUDIOSLAVEもいいけど、やっぱアンタら一番だよ!