マスコミ。

チェチェン紛争プーチンの強硬路線などの背景を今回の人質事件と関連付けて論じないほとんどのマスコミ。今回のこの残虐極まりない行動ですら自分達の主張が世界に知れ渡らないと感じた今回の犯人側の人間達が次どういう行動に出るんでしょうね。まぁ、このマスコミの習性が日本だけならいいんですけど。
話は変わりますが先日(昨日?)の朝日新聞宮台真司氏と藤原帰一氏の対談が掲載されています。宮台氏の論調は、これまで彼が色んな所で言っていることのまとめや補足がメインでした。「ブッシュの"悪"でアメリカの"悪"を覆い隠すな」「洗練されたネオコンを如何に批判するか」という命題は、我々日本人が今まさに考えねばならないことを見事に表していると思います。今のアメリカの様々な行動が、ブッシュによって起こったものなのか、それが伝統的なアメリカ流の政策なのかを見極めねばならない。その考察こそが今後の日本の将来を占うべきものになるだろうと。
で、さらに話は変わってプロ野球。というか読売新聞。合併問題発覚当初はやや肯定的な立場をとり、これが世論にあまり支持されていないことを悟ると関連事実を伝えるだけに終始してきた腐敗した読売。で最近どうやらスト反対の立場をとっている中で10日の社説。「合併やその他の制度改革も経営側の判断に任されるべきもので、そんなに高い給料もらって何が不満なの」と。大オドロキですよ。何が不満なのかは選手会の古田会長含め色んな選手が色んな所で色んな言葉を使って色んな人に伝えてるでしょ。なんだこの新聞。購読やめて良かった。