第七日目。


今までで一番頑張ってレベル上げして、ついにボスと決戦。戦う前にボスが強烈な呪いをかけてくるが、主人公に不思議な力がはたらいて受け付けない。なんらかの伏線のようだ。いつも連れて歩いてるネズミのせいか?ボスは一瞬たじろぐが、変身して戦闘開始。
レベル上げすぎた。
余り苦戦せずに倒し、ボス死亡。ボスが使っていた伝説の杖は床にコロコロ。兄貴の仇をとった形になる女の子は浮かない顔。「兄さんが帰ってくるわけじゃない。」実に小さいが平和メッセージを送り出す。果たして子供達に向けられてこのメッセージは、共同体主義・厳罰・監視社会化という今の流れに一石を投じることが出来るのだろうか。
しばらく話しているうちに、女の子が伝説の杖を拾う。このときから様子がおかしくなる。一旦街に帰って宿屋に泊まると、やはり翌朝女の子がいなくなる。この女の子の行方を追って次の街へ。
街に入った途端、誰か偉い人が女に襲われそうになっているとかで街が騒然としている。早速その屋敷に向かうと、いた。さっきまで仲間だった女の子。杖に呪われて顔がどす黒くなっている。女の子が向かっているのは見るからに偉そうなオッサン。と、気弱な青年。主人公達が駆けつけると、女の子は形勢不利を悟ったのか退く。
この街は彫刻職人の街らしい。住人の中心には、賢者の末裔だという偉そうな胡散臭いオッサンがいる。住人達も面従腹背の模様。そのオッサンには苛められながら仕えている気弱な青年がいる。放浪しているところを拾われたらしい。
オッサンの命を救う形になった主人公達は、このオッサンにえらく気に入られ、有無を言わさず用心棒とさせられる。命の危険を感じたオッサンは、次に彼女が来た時のために、強力な結界を作る準備をするという。そのために、ある魔力の強い宝石が必要なのだとかで、主人公に手に入れてくるように命じる。パシリかよ。その宝石を代々持っているという家に行くと、そういう話は爺さんに聞いてくれと。爺さんは凄い彫刻家で、現在この街の近くにでかい塔を造っているとのこと。その塔は結構なカラクリ仕掛けで、少しアタマを使いながら最上階を目指す。
爺さん発見。偏屈そうだったが、主人公達のことは一応認めてくれたようだ。但し、目的の宝石は先祖が作った石像に埋め込まれているらしい。その石像は、女の子の出身地の近くの塔にあるようだ。ルーラでひとっ飛び。その場所まで行くと、塔の石像が話し出す。大昔七人の賢者が魔王をあの杖に封印した。そしてさっきの街のオッサンは七賢者のうちの一人の末裔らしい。しかし、その賢者たる力を備えた後継者ではなく、その力はこのオッサンの先祖の女性が別の家に嫁いだためにそちらの家に移ったとか。そしてその家というのが、仲間の女の子の家。賢者というのは武力と魔法の両方に秀でているが、どうもこの武力を女の子の兄が、魔法力を女の子が受け継いだという展開のようだ。
このオッサンの先祖である賢者には師匠とも言うべき賢者がいて、その師匠は、死ぬ時に自分の力をオッサンの先祖に託した、そしてオッサンの先祖は自分の末裔が必ず師匠の子孫と巡り合い力を貸すことを誓ったという。。
宝石を無事オッサンの元に届けるや否や、女の子再び登場。ここで女の子に主人公達が戦いを挑み、勝利。女の子は気絶し、杖は吹っ飛ばされる。オッサンの飼い犬がこれを拾うが、誰も気づいていない。無事魔女を撃退したということで事態は収まる。しかし次の日、オッサンの飼い犬が舞い戻ってきて、青年の旨に杖を突き立てる。オッサンは、ここでようやく、あることに気づく。自分が苛めながら雇っていた、今死につつある青年が先祖の師匠の末裔だということに。犬は去り、オッサンは自分のバカさに打ちひしがれる。
七賢者の血をめぐるストーリーだというのがようやく見えてきて、少しずつ面白くなってきた。