ノートパソコン慣れてないと疲れる。

今日の実習は、桐生試験地の年間降水量と年間流出量のグラフを作っちゃおうというもの。得られた生データを扱い易くするために色々処理が必要で、その為にプログラムいじったり見たことないグラフ作成ソフト使ったり。ノートパソコンのキーボード配置やポインタ移動に慣れてないため相当に精神力を削る。でもノートパソコン欲しいなあ。
帰るとき、出町柳駅前でラウドヴォイスでケンカしている二人を目撃。恐らく自転車同士でぶつかったんだろう。かたや60近くの男性A、かたや20前後の男子学生Bである。やり取りが観ていて面白かった。特にAさんの方がまるで瞬間湯沸し機。大体の感じで再現すると以下のような様子であった。
Aさん:「なにゆうとんのやお前は!お前が悪いやろうがコラァ!」(ガラガラ声の巻き舌)
Bさん:「アホか!お前がそっち通らんから悪いんちゃうんかボケ!」(やや興奮気味だが普通の声)
Aさん:「ななんやお前!誰に向かってお前ゆうとんや!」
Bさん:「はぁ?アホか!お前やからお前ってゆうとんじゃ!」
Aさん:「なにをこのアホが!!!」
<人だかりが徐々に大きくなる>
Aさん:「まああれや、こんな人前でケンカすんのもなんやから脇にこいや」
Bさん:「俺は急いどんねん!お前に付き合ってるヒマ無いんじゃ!」
Aさん:「ああ?誰に向かってお前ゆうとんねん!オラァ!」
Bさん:「何ゆうとんねん、お前に決まってるやろがアホか!」
こんな感じで、20秒に一回くらい「お前」という呼称の相当論に話が飛び、Aさんが憤激するのである。こういう時はBさんはお前という呼称の原義について述べればとりあえずの正当性は保たれると思われる。しかしながらこういう場面で文句なしの正当性を確立すると周囲からAさんに対する嘲笑が自然発生すること請け合いであり、Aさんは恥ずかしさの余りついに精神的爆発を起こして暴力的行為に及ぶ可能性が高まるために、そのリスクを避け敢えてこの稚拙な水掛け論に身を埋没させるのは中々高度なテクニックと言える。日本は平和だなあ。
帰ってきて、家庭教師。R君は遊び好きなので、今日の休憩時間では最近学校で流行っていると言う五目並べの相手をしてやる。実に久しぶりだが、中学生如きに負けるほど落ちぶれてはいない。余裕の全勝。授業後も遊びたそうだったが、振り切って帰る。ここが家庭教師の辛いところ。教え子がもっと僕に家に居て欲しそうな素振りを見せても、そういう訳にはなかなかいかない。もう夜も遅いので、あまり長いすると親御さんに迷惑がかかるのである。その分、たまに昼間とかに行ったときにはなるべく遊んでやろうと思うが、そういうときに限って今度はR君の方に用事があったりする。全く勝手にしろ。
帰りに本屋によってリズム&ドラムマガジンを購入。新譜を確認。どうやら今月の購入CDはデルク・シェリニアンのソロアルバムだけで済みそう。買いたいDVD連発&年末行事オンパレードの今月だけに、ホッと一安心。
それにしても今の自衛隊派遣延長反対、総理大臣支持率激減の世論は一体どういう背景で形成されたのだろう。「説明不足ゆえに正統性に欠く」という理由なら歓迎だが、「経済制裁を発動する気がなさそうだから」という理由ならどうしよう。大事な問題だからもうちょっと考えてみようと思った。