さらば自民党。

ぶっちゃけ院試より国会の方が気になる。
それでも午前に英語、午後に小論文の試験を受ける。
英語の難易度は大体過去問と同じくらいだったけど、すこし時間的にキツくて、完全には終わらなかった。でも頑張っても大して点を取れそうもない問題を最後まで残していたから、大した傷じゃない。と思う。
小論文は、過去問と違ってテーマが信じられないくらい漠然としていて最初ビックリする。こんなもん、書き始めたら10000や20000文字くらいすぐに到達する。にもかかわらずそれをわずか800字で書けということはきっと内容よりも文章を見たいんだろう、と勝手に判断してあまり深く立ち入らないことにした。
真剣に文章を書く時、僕はいつもまず無地の紙に気の赴くままに図を描く。色んな主張のポイントを矢印でつないだだけの簡単なもので、そのあと矢印に番号をつけて文章構成の基礎とする。矢印が論理展開を示すわけだ。でその後おもむろに気に入ったところで分割して、後にそれぞれのまとまりを段落とする。そしてそれを文章にして完成、となるんだけど、それはあくまで時間的制約のない中でパソコンを使って書くときの話。なにぶん小論文の筆記試験なんて初めて受けるし、この上なくメンドクサイので練習なんて全くやってなかったから、時間配分が全く分からない。とりあえず図を書くのに50分、下書きに50分、清書に20分と適当に決めて取り掛かった。結果としてはこの配分はそこそこうまくいった。
ひさしぶりに文字をたくさん書いたので手が疲れた。論文試験なんかネットワークでつないだハードディスク無しパソコンを使ってやればいいのに。
試験が終わって、控え室に戻る。院試の話をしているうちに、ウチの専攻で一位になったらさらに焼肉と豪華ディナーを奢ってもらえることになった。当日になって約束してくれるなんてズルイ。そうと知っていたらもうちっと勉強していたのに。
嘘だけど。
今回の衆院解散の構図は、とっても面白い。
郵政民営化にこだわり、さらに積年の個人的恨みをも晴らさんとする首相。
旧来の自民党的なプチ社会主義的性質を持って反対するが、しかし時代の流れからして選挙での苦戦が予想されるが故に解散を恐れる経政会系の反対派。
そしておそらく解散を目論んで反対している野党。
郵政民営化よりも重要なことがある」という反対論に対していつも首相が言う「郵政民営化すら出来ずに他の改革ができるか」という反論は政策順位と改革の困難さとを(おそらく意図的に)履き違えた暴論だけど、郵政民営化はして当たり前。でも僕のような立場の人間からすれば、今郵政民営化を遂げるよりも、解散総選挙によって小泉政権及び自民党が崩壊することの方が遥かに重要。だからもし、旧式の社民とネオリベとを経験しなければ先に進めないとするのならば、小泉さんは日本にネオリベ風政権をもたらしそして比較的短期間で消えていってくれたとても有難い存在であると僕は勝手に思うことにしている。まあそれもこれも選挙の結果次第だけど。焦点は、ここで稚拙なネオリベを終わらせられるか、だ。
国政選挙が始まるとなればseironでの活動が一気に忙しくなるだろう。これは大変だ。前みたいにメディアへの露出がたくさんあればいいんだけど。
あと、このブログで自分の選挙区の候補者達の公約やら主張やらを比較したりしたいな。時間が許せば頑張ってみよう。