seironニュース更新。

えっらい遅いお知らせですがseironのニュース解説に新しい記事を書きました。今回は新しく決定された経営所得安定対策等大綱についてです。背景と問題点と大綱の内容とこれからのポイントを極めて簡単に紹介してます。
この記事を書いた後seironのスタッフから「新規就農は書いてないの」という質問を受けて「書いてってことは優先順位はあまり高くないみたいだね」と応えてたんですが、ちょうどこんなニュースがあったので紹介しておきます。
http://www.asahi.com/national/update/1126/TKY200511260259.html

フリーター、ニートに農業体験合宿 農水省が支援事業
2005年11月26日20時09分

 仕事も通学もせず、職業訓練も受けていない「ニート」と呼ばれる若者やフリーターたちの就農を、農林水産省が支援する。半年間の泊まり込み合宿で農作業に必要な技術や資格を身につけさせ、終了後は希望者に農業法人などの就職先を紹介する。高齢化や後継者難に悩む農村では「フリーターやニートたちの就農に期待する声が多い」(農水省経営局)という。

 就農支援は06年度から始める。都道府県に設けた相談センターや各地のハローワークを訪れた若者たちの中から、農業に関心があり、面接などで適性ありと判断された人に合宿研修を紹介する。

 合宿は茨城県と長野県の3カ所にある民間の農業研修施設で行う。農作業のほか、大型特殊自動車フォークリフトなどの運転も指導する。ニートには、生徒指導の経験がある高校教員OBが生活面の指導も行う。

 農水省は事業予算で1億円を計上。年間約100人のフリーターやニートの参加を見込む。宿泊費と食費は自己負担が原則だが、国が一部を助成することも検討しているという。

まあ今回の大綱は「経営所得安定」ですからね。書いてなくても仕方ないといえばそうなのかも。